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  ガン細胞の特性。
正常細胞の遺伝子に異常が生じたために、永久に分裂を繰り返すようになったのがガン細胞です。ガン細胞は、どんどん増えて、大きな固まり(腫瘍)を形成します。それが隣接する組織を圧迫したり破壊して正常な機能が損なわれていきます。
また、ガン細胞は、大量のエネルギーを奪って増えるので、身体はどんどん痩せていきます。

ガン細胞の悪性度が増し、血管やリンパ管で運ばれて、他の臓器に転移が起こると、そこでも組織の破壊から機能が損なわれ、最終的には、多くの大切な臓器が機能不全になるのです。
またガン細胞が腹腔に転移すると、腹水が溜まり、お腹が膨れ上がります。胸腔に転移すると胸水が溜まって、肺や横隔膜を圧迫して呼吸が困難になるのです。


 

ガンは遺伝子の変異により発症
ガン細胞は、複数のガン関連遺伝子の変異によって発生します。
ガン関連遺伝子には、2種類あり、ガンを発生させる方向に働くガン遺伝子と、ガン細胞の増殖を抑えるガン抑制遺伝子があり、お互いにバランスをとっています。
しかし、ガン遺伝子が、ガン抑制遺伝子の抑制を受けなくなるような異常な変異が起こったり、逆に、ガン抑制遺伝子に変異が起きて、ガン遺伝子を抑えられなくなった場合に、その細胞は永遠に分裂を繰り返すガン細胞となるのです。

遺伝子の変異を起こす発ガン物質
ガン関連遺伝子の変異を起こす原因となる物質が発ガン物質です。発ガン作用の強いことで良く知られている放射線は、細胞分裂を活性化し、変異も導入する性質を持つ強力な発ガン物質です。最初に放射線によって細胞が壊死すると、減少した細胞を補うため細胞分裂を起こります。この細胞分裂の際に、DNA を傷をつけ変異を生じガンが発生するのです。放射線だけでなく、食品の添加物、喫煙、農薬、排気ガスなど、私たちの周辺にはたくさんの発ガン物質があるのです。

変異の修復
私たちの細胞には、毎日のように遺伝子の変異が生じていますが、それに対して、修復する機能も持っています。修復に失敗した場合ガンが発症します。変異を修復する機能が弱い人は、ガンの発生率も高くなります。年齢とともに修復機能も低下していきます。

ウィルス発ガン
人にガンを起こすウイルスも多く存在します。成人T細胞白血病ウイルス、カポシ肉腫ウイルス、EB ウイルス、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスなどがあります。 最近、パピローマウイルスが子宮頚ガンの原因としてクローズアップされています。

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